自殺未遂を救済したというお話。

自殺未遂を救済したというお話。

お久しぶりです。ご無沙汰しています。

最近の近況については年末までに近々書こうと企画しています。

 

表題にもある通りなのですが、仕事中に「死にます」というメッセージが来たわけなんですよ。

こういう自殺するメッセージって本当に自殺する人って送らないんです。

よほど友人や家族がいる人ならさておき、何なら送ったら助けに来ますから。

で、これが送られたのは2人、1人は大阪で1人が東京、筆者は東京にいるものの

現地までは郊外で電車で1時間、乗換3回かかる、しかも仕事中でどうしようかと

もう一人の人と話をしていて、じゃあもう一人は警察に連絡、私が動こうという形で

動き方を考えました。

場所をどうやって知るか?本人は駅と自宅のマップを送ってきた(マップの送信に気付いていなかった)

 

その子と私ともう一人の関係性は、

その子は19歳女性、もう一人は20代女性、

ゲストハウスがあった頃の掃除スタッフ、マネージャー、準マネージャー(筆者)という関係性です。

 

そこで当時の宿泊者名簿を探し出し、実家、名前、電話番号を確認。

これをもう一人が警察へ連絡、私は本人が示す現地へ、仕事を抜けて向かうことにしました。

 

死ぬ前(最後)に何食べたい?と聞いたら、いちごというので、近くの西友で

いちご食べ比べセットと、練乳、コーラを買って待つことに。

それで待ち合わせの駅に着いたのですが、なんと警察が家の前に来ていると

(警察は実家の住所しか知らないはずなのに、すげえ。と感心したものでもある。)

 

だから外に出れない、といい、電話するも意識が朦朧としている。

危険な状態では?と思い、ダメ元で近くの交番で事情を説明してみる。

そしたら交番の人も把握していたようで、お巡りさんだけで言っても開けてくれないから

一緒に行ってくれませんか?と、

私は家を知らなかったので、ちょうど良かったと思い一緒に行くことにした。

 

現地について、一旦警察官の方には下がってもらって私単独で行く。

そしたら鍵を開けてくれたが、こたつの中で倒れていた。

 

部屋を見渡すと、玄関ドアにチェーンが吊ってあ離、血だらけのタオルと

脚立がある。

部屋はストロング缶(※未成年だがそこは警察は咎めなかった)と眠剤?の大量のシートで散らかっている。

 

声をかけるも、反応がない。

 

その状況を警察官にも告げると、警察官も玄関先に行き

声をかけてみると…

来るな!!って脚立を押し付ける。警察に何か見つかったらまずいことがあるのか…と考えたが

結果的にそうではなかった。

 

紆余曲折あり、部屋に入るも身分証が見つからず、宿泊者情報から実家の住所を警察が探し見つける。

親の連絡先も見つかったので、警察がそこに連絡をした。

 

その親の到着を待つ間、玄関で横たわっていたのだが、何をきっかけか

ナイフを持ち出し、私に向かってきた。

 

私だけが来るはずが、警察を連れてきたと裏切られたと思ったのか、その時は考える術がなかった。

 

警察官が「これ以上暴れると手錠かけるぞ」と言い、それには反応したのか再び動作が止まる。

 

もう一人とも電話をつないだまま、警察官には「あなたが救急車を呼ぶか決めてください。」と。

 

親や医療につながるのは嫌(=結果的に薬を大量に手に入れる先がなくなる)なんだろうな

と思ったが、電話越しの友人が知人の看護師に確認したり、あれやこれや3分ほどで119番通報。

 

5分ほどで救急隊到着、だが本人は搬送を嫌がり、無理強いすることは不可能だと。

 

そうこうしてるうちに警察が実家や親の連絡先を特定し連絡していた。

30分ほどで親が到着。

 

特に怒るそぶりもなく、私には関係とどこら辺住処を聞かれた程度で、

連絡先交換することもなく、親が身支度をして親判断で搬送。

 

あとは警察と親に任せて私はしぶしぶまた電車で1時間かけて帰宅。

買ったいちごなどは冷蔵庫にしまっておいてもらった。

 

その翌日のことだ。

色んな人に助けてもらってるのに
死にたい気持ちは変わらなくて
素直に 心から ありがとうって思えない自分が嫌になります。

いま 病院にいて、明日退院出来るそうです。
いちご楽しみにしときます
ありがとうございます

なんて来た。もうこれには呆れるというか、なんというか…

とりあえず、またうまいもんでも食べに行こうよ。と返して、もう一人にも聞いてみるが

はあ~といった感じだった。

 

それから現在(翌週月曜日)に至るまで、本人から連絡は来ていない。

 

で、結果的にもう嫌になったのがここからである。

 

土曜日あたりだったかな。すでに退院しているはずだが連絡がなく、病院と警察に電話を入れてみた。

病院に連絡すると既に退院済み、警察に聞くと折り返し掛かってきて、

 

親から「元気にしてます。連絡して来ないでください。」といわれました。と。

 

はあ?

 

なんのためにここまでした。

 

感謝って押し付けるものじゃないですけど、「ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。」などの

一言もないことに大変立腹した。

 

こちらも1日休めば破産するスケジュールで半分休んで、電車で1時間かけて現場行って

助けに行った。

 

そういえばあの時、関係性と場所は聞いてきたが、謝罪や感謝の言葉はなかった。

 

本当は何もせず、このまま放っておいてほしかったのか?そうとも捉えれる結果だ。

 

警察や救急を呼んだことは、私が裏切ったことになるのか?

メッセージが来て、シカトすべきだったのか?

 

やったことに対する取り返しはつかないが、自分の選択に違和感を覚えるほどの状況だ。

 

そして3日にかけてこの記事を書いているが、その間、特にこれといった連絡はない。

もちろん、こちらからも連絡していない。

 

とはいえ、当人は当初ゲストハウス倒産後2人でルームシェアし、1人が東京で住み込みが決まり

当人も東京で近くに住んでいたが、その一人と音信不通になってしまい、

 

心のよりどころがなくなったのかもしれない。

 

筆者も中学生ぐらいの時、自殺を試みたことはあるが、そうだった。

 

せっかく私に来たのだから、そのような思いだけはしてほしくない。

 

もし、本人がまだ私に対し助けてほしいという想いを言われるのであれば

可能な限り対応することとしたい。

 

末筆ながら、なにがあろうと私を信頼してくれているのであれば

それには応えれるよう心掛けたい。

 

全然関係ない話ですが、ぼちぼちクリスマスですね。

焦ってPairsやTinderにフル課金しましたが、今年もぼっちの可能性が高いです。よりによって今年は土日(休み)なのに…

誰でもいいとはいわない。誰かとイルミネーションでも見に行きたいものだ。

自殺未遂を救済したというお話。

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