こんなこともある。
そんな一環で見ていただけたらと思う。
これは私が最後まで付き添い、復活させたある人の物語です。
その人は家がなく、大阪で実家は九州、身分証がなにもなく
西成の日雇いやドヤで生活していたらしい。
ゲストハウスの時からの知り合いだ。
当初はゲストハウスに住んでいたものの、閉店後は転々と〜
そして色々あり私が身元引受人に。
所持金は数百円、身分証なし、戻れる家なし。
とりあえず自宅に一泊し、翌朝に役所に連れていきました。
そしたら意外と段取り早く、生活保護の申請が通り
一時保護施設と呼ばれる専用のマンションへ入れました。
その間にはイオンのクーポン券を毎朝支給され、生活するという形だったと。
一時保護施設は一般的なワンルームマンションで、家具家電などは備え付けでありました。
それからは生活保護施設大阪自彊館(おおさかじきょうかん)に入ることとなり、
そこではB型作業所のように工賃のある作業療法、居宅確保に向けて、身分証作成のために
書類を職権で調達、
1日3食の食事、相部屋ですが寝る所、衣食住が提供されます。
1年ぐらいかかりましたかね?
マイナンバーと家探しが完了し、晴れてワンルームマンションに
入居することができましたという。
もちろん、お金や手続き、家具家電などは全て行政がなんとかしてくれます。
そして口座開設や、携帯などを契約したりして独り立ち完了!って感じですね。
意外と家なし身分証なしになっても、下剋上できるものです。
諦めないでチャレンジしていただきたいと思います。
もし今住む家もなく、お金に困っているのであれば、
平日の時間外や休日なら交番へ。平日日中は役所へ、
そのまま家がない、お金がない、身分証がない
これを告げるだけで、なんとかなります。
そしてその間の医療費は無料です。身体の悪い所を治すのもいいきっかけです。
衣食住を確保すれば、体調が悪いなら通院してること、
就職を目指したいが、手に職をつけたいなら、ハローワークには登録して、
就労移行支援や、職業訓練校に通うのもありです。
生活保護ならほとんど無料で、場所によっては交通費や食事も支給されることがあります。
自分のペースで自立していけばいいのです。
そしてこの記事は、虐待や暴力、その他理由で家族と住みたくない人にも使えます。
そのまま、役所や警察に言ってみてください。
名前やサイトは未記入で書けます。「非公開希望」と書いてコメントすると、筆者にのみ伝えることが可能で、掲載されません。