2020.5.11
この事件は不起訴 (微罪処分?)になりました。押収品も全て帰ってきました。
書類送検もされていないようです。どうやら罪にはなりませんでした。
本件に関する情報は 5月7日 に進捗がある予定です…
3月15日に「国民生活安全安定緊急措置法」が改正され、マスクの転売が禁止されました。
、翌月の3月10日、衛生マスクについて第26条及び第37条の規定に基づいて、政令[12]を改正し、衛生マスクの譲渡制限および規定に違反した場合について罰則を定めることを閣議決定した[13][14]。国民生活安定緊急措置法第26条による初めての措置である。国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令(令和2年政令第42号)は閣議決定の翌日に令和2年3月11日付官報号外特第42号で公布された[15]
具体的な内容は、国民生活安定緊急措置法第26条第1項に基づく生活関連物資等に「衛生マスク」を指定[16]し、「衛生マスクを不特定の相手方に対し売り渡す者から衛生マスクの購入をした者は、当該購入をした衛生マスクの譲渡(不特定又は多数の者に対し、当該衛生マスクの売買契約の締結の申込み又は誘引をして行うものであつて、当該衛生マスクの購入価格を超える価格によるものに限る。)をしてはならない。」[17]と規定し転売を禁止した。違反者は1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処される[18]。公布の日(2020年3月11日)から4日後の3月15日に施行される[19]。改正政令の施行の日前に締結された売買契約によるものについては、適用しない[20]。
参照 : Wikipedia : 国民生活安全安定緊急措置法
しかし私は、好奇心などもありツイッター上でマスクの転売について告知、ホッチキスをマスクで包む旨を通知し、
ヤフオクを通じた発送を行なっていました。具体的な商品ページはこちら。
この1件が大きな引き金となりました。
実はこのマスクを購入したのは愛知県警(おとり捜査)と思われ、取引自体は正常に終了したものの、
とんでもない結末が待っていました。
まさか、例えばおとり捜査ではない他の人が買ったとしても、一般人が通報したところで警察はここまで動かないでしょう。という規模の数が来ました。
商品が売れたのは3月15日の夜間。警察の家宅捜索(ガサ入れ)が来たのは4月2日の朝9時ぐらいのお話です。
突然、インターホンを連打し始めた見える限り6人ぐらいの男性。実は朝9時からインターホンを鳴らしていたようですが、
耳栓とアイマスクをして寝る習慣があり、さらにはセールスも多いのでインターホンのスピーカーはテープで止めており、全く音に気付かず
気が付いたのはお昼の12時ごろでした。
ドアをドンドン叩く爆音とともに、ドアについてるベルとインターホンが両方連打されていました。
さらには「(名前)くん〜警察〜出て来なさい〜いるのは分かっている〜話をしないと帰れない」
などといった大きな声も何度か聞こえ、近所にも聞こえている可能性もある。
「出てこないならドア壊すよ」などと言い、ガシャガシャと何度もドアノブをいじったり、何か機械のような音を立てている。本当に壊すつもりだったのだろうか。
夢か?何事だ?と思い、パニックになりしばらく出れず、本当に警察か電話で確認しようかなど迷い2時間ほど。
しばらくして、ひとまず過去に取り調べを受けた経験や法的なことを調べたことから、
スマホ、PCの録画・録音を作動させた上で応対しました。
すると、来ていたのは「愛知県警」(自宅は大阪です。) 見せて来たのは令状。なんで来たかわかるな?とタメ口の警察官。令状を読み上げる。
マスクを転売したことによる、国民生活安全安定緊急措置法違反により、捜索差押え令状が出ているとのこと。
これは強制なので止めれない。今から部屋をガサ入れする…と、
入って来たのは警察官や捜査官?を含めた男性計15名近く。一体どんな罪をおかしたのかとでも聞きたい。
実は親戚の親戚が女性に対して裸を要求した脅迫罪で捕まったりして、家宅捜索を受けた際でも3人の警察官、捜査官と聞いている。
今回、被害者もいない。被害額(損害額)も1,000円前後の話である。それに対し、愛知県からわざわざ15名近くも来たのである。
もうこれには動揺が隠せず、終始対応が挙動不審になってしまった。
まずは部屋に全員が散らばり(3LDKのマンションなので、15名が入れば満員電車に近い状態になりました。)
着衣のチェックがされ、携帯電話(iPhone7)が押収されました。さらには身動きを取らないように言われ、
パソコンや携帯電話のロック番号を聞かれチェックもされ、撮影していることが見つかると激昂。
こんなことをしていいのか?消せ、今すぐ。などと言う。
しかしながら、法的には撮影、録音は問題がないはずである。その後、弁護士にも問題がないことを確認した。
むしろ、弁護士の方から撮影や録音は「推奨している」といっていた。(ただし、それをネットに上げていいか?に関しては別だといっていたが。)
その後、天井に昔につけたダミー防犯カメラがあることに気づき、勝手に取り外し蓋を開け、「単3電池」が入っていない、ダミーであると言うことに気が付いたら戻していた。
弁護士の人も、警察は撮影録音を止めたがるが、後ろめたいことがなければ止める必要はないはずだといっている。
だが、「これは強制だ」「自分で消せ」などと言い、強引な削除を迫る。これは違法ではないのかと問いたい。
そしてその後も部屋の探索が始まり、まずはパソコンが1台押収される。自分で指差して顔と半身?、物が写った写真が撮られる。
さらにはそれが携帯電話、備蓄のマスクなど全てに対してされる。
その後は、マスクはどこで入手した?出品に使ったパソコン、携帯はどれか、普段何してる、なぜ転売した、法は分かっていたかなどと聞かれる。
押収されたもののリストとしては、こんな感じである。
なんと、また転売するのでないか?と思われたのか、開封済み箱マスクx2を除く、全てのマスクと、
カレンダー(マスクが買えた日付と店名が書いてあったため)まで押収された。カレンダーは筆者のものではなく、親のものである。
筆者の親は、特に転売に関しては知らず、何もしていないが、今回の売ったマスクに貼ってあったシールが「ツルハドラッグ」であったこと、
さらにはカードやキャッシュレスの購入履歴まで開示されていたのか、筆者が購入したのではないと決められ、
誰が買った?という話になり、親が買ったということになり、
親までも調べられることとなった。(というか、その前に親もなぜか令状が取られていた。)
携帯を没収されていたので、警察が会社を調べあげようとしていたのか、携帯にかけようとしていたのか。
親の電話番号も知ってる様子だった。(後ほど確認したら捜査用の電話番号から受電していた。)
ひとまず会社に知られるのはまずいので、残っているPCでLINEを起動し、親と連絡を取ることを提案し、警察は承諾したので
その方法を取ることになり、しばらくして連絡が付いたので会社に連絡や携帯の直接は回避した。
しかし、おとり捜査は違法ではないのか?と問いたい。確かに犯罪をしていることは悪いが、このようなせこい捜査法はありなのだろうか。
おそらくこのツイッターユーザー(ゆうた@I9o0nCHZNPMVm5b会社員)とヤフーのユーザー(stsh1238) は、警察関係者か、捜査員か、または警察に通報、提出したのだろう。
(一般人が通報したところでここまで大きくなるか?ということも問いたい。)
さらにはブログやyoutube、ツイッターの本垢なども全て探られていたようで、
この動画までマスクの転売に使ったなどと言い出す。どう見ても普通の動画じゃないかと思うのだが。
おそらくだが、条例規制前は多数のマスクをヤフオクやメルカリで販売していたので、今後も転売すると思われて調書を作成されてしまった可能性も高い。
最後には調書が作られ、言いたくないことは言わなくてもいい権利があるなどの説明を受け、最初に言った内容のメモが読み上げられ、書き写されていた。
お昼の2時ぐらいに始まり、終わったのが夜9時ぐらいである。7時間ぐらいかかっていたと思われる。
家宅捜索自体は、そんなに重箱の底を突くような探索ではなく、いくつか開けられていない所もあった。最悪屋根裏とか壁の裏に隠せば事なきを得る可能性も高いだろう。
実際、筆者は録音していた携帯をトイレに行った隙にトイレの裏に投げたが、操作ミスで途中で止まってしまっていた。残念である。
今回、もしこれを公開できていれば、違法捜査や家宅捜査とはどんなものなのか、在宅起訴はどのような流れで行われるのか、
普通の人は経験できないような内容を、映像や音声でよりリアルに皆様にお伝えできるチャンスであっただろう。
おそらく、ここまで疑われたのは、過去(規制前)にヤフオクやメルカリに多数のマスクを出品していたこと等から、
疑われたのであろう。
(これもあり、メルカリのアカウントは凍結されてしまった。)
しかし、警察とは暇なものである。たった高くて2,000円の話に、わざわざ3月〜4月の行動を追跡して、
携帯電話会社、ネット通信会社、オークション会社の開示請求、ブログ、YouTube、Twitterの解析、さらには10〜15人での愛知県から大阪府までの
車での移動、そして押収品の解析、ネットサービスの解析、
一体どれだけの金が掛かっているのか。多少警告されればそれ以上はやらないが。
他の弁護士にも何軒か相談したが、弁護士の人も前例がなくここまでの規模はびっくりだと口を揃えて言っていた。
しかしその割にはパソコンの使い方や携帯のことを全くわかっておらず、Macはわからない、クリックすらできないという有様、
さらにはAX06Mという携帯の履歴が出てる、これはどこだ?などと言い出す始末。
(AX06MはGoogleで検索すると分かりますが、SIMカードの名称で、携帯の機種名ではない。おそらくグローバル版の携帯を買って、SIMカードだけを入れていたから
そう表示されたのだろう。)
バカにもほどがあるかもしれない。
脅しかと思えば、おそらくネットサービスも解析しているのだろう。Twitter社からパスワード変更すべきだと通知が来た。
実際の取り調べの様子はこちら。(簡略版)
動画は都合により定期的に非公開になります。
他にも通話記録などがあります。YouTubeチャンネルを参照。
https://youtube.com/teikokutyotv
フル版はこちら。1時間49分もあります。
フル版は準備中。
そして最後にだが、非常に余計なお世話の多い警察であった。
体調不良から医薬品がたくさんあるわけだが、これらを転売すると違法になるだとか、なんであるんだとか、
他のブログの記事や動画に対し、建造物侵入になる可能性だとか、プライバシーに問題があるだとか、
今回の容疑捜査に関係のない話をしないでいただきたい。不愉快極まりないし、場合によってはそちらの方が問題になるだろう。
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コメント一覧 (2件)
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