年中鼻詰まりや、鼻水、花粉症に悩まされている人は居ないだろうか?
私筆者はその一人。
花粉症やアレルギー性鼻炎になると、年中薬が必要になり、その副作用にも悩まされ
薬の効果低下も起こりうる。
さらには、市販の血管収縮剤が含まれる点鼻薬を乱用した結果、薬剤性鼻炎も併発するケースも。
今回、その花粉症やアレルギー性鼻炎、その他の鼻症状を悪化させている一因である「鼻中隔湾曲症」の日帰り手術を受けて、術後良好だったのでそのレポートを書きたい。
鼻中隔湾曲症の手術について
鼻中隔湾曲症は日本人の9割が持っているらしい。ただ、それが症状として現れるかどうかが重要であって、
症状として現れる場合は手術が適応となる。
似たような手術で、炭酸ガスレーザーや高周波での粘膜焼却による手術もあるが、これはアレルギーの軽減であって鼻詰まり等の軽減にはならなかった。
筆者はこの手術を受け、ほとんどのケースで日帰り手術が推奨であると考えられた。
例えば入院の場合だと1週間ほど必要であり、費用も嵩む。
個室の多くが費用が必要であること、差額ベット代が出る保険に入っていないことから相部屋は確定。
そうなると個人的にはあまり気が進まない。それなら我慢しようと思う。
しかし、この日帰り手術は本来入院が必要な手術において、日帰りを実現している。
なので、パッと行ってサッと受けれる手術ではないことは承知が必要である。
手術には、鼻中隔湾曲症と、鼻炎がある人には概ね粘膜下下鼻甲介骨切除術という手術も行われる。併せて高周波で焼却も行われるんだったか…
そんな感じで、いくつかの工程が行われる上に、術前、術後の通院が必要であるので、
ある程度時間の確保も必要である。
今回筆者は兵庫県にある「かわもと耳鼻咽喉科クリニック」にて日帰りの手術を受けた。
町医者でありながら、手術等の設備実績は非常に高く、最先端の治療を行なっている。HPなどの説明の親切さや対応、全体的な評価を経て、こちらで手術をすることにした。
尚、当記事の執筆にあたる費用やキックバックは一切いただいていない。
手術の日程や費用について
費用は術前、術後の通院、処方薬も含め、概算で8〜10万円である。
ただここから、手術に関しては高額医療費制度が適応され、筆者の場合は5万円になった。
さらに生命保険(国民共済)の対象ともなっており、3万円が戻り実質負担は2〜3万円となった。
残念ながらこの耳鼻科ではキャッシュレス決済が使えないので、現金を持参する必要がある。
日程については、術前に血液検査、心電図、鼻の通り具合を器具を用いて検査、このご時世のための検査(※自己負担で6,290円必要)
その結果の説明日、手術日、術後検査日、以後1週間ごとに1回、3回ほど通院したら2週間に1回のペースになる。
また、抗生物質と抗アレルギー剤が3週間ほど処方される。
手術後の経過について
(グロ画像注意。)
(上記は実際に手術で取った歪んだ骨である。撮影許可をいただき撮影しました。)
手術後の経過としては、まず2、3日は両方の鼻が完全に詰まり、苦しい状態となる。
そして1週間ぐらいは両方の鼻がまあまあ詰まった感じになる。筆者の場合だと、おおよそ1ヶ月ぐらいは掛かっただろうか。
鼻のカサブタが取れるまでは、鼻洗いを実施する必要があるが、そのモノも指示もあるので心配は無用。
結果について
まあ術後1ヶ月ぐらいは、不快な症状や鼻血、鼻水に見舞われることになったが、
受けたことにより鼻炎の症状は軽減し、花粉症の季節でも常に薬が必要という状態からは解放され、
筆者の場合、心療内科と内科に通っていたが、結果的には内科をカットすることが可能となった。(心療内科は1割負担で薬がもらえるが、鼻炎の薬のみどうにもならなかったため。どこかで後述。)
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