ワイヤレスイヤホンは音が悪い!?賢い選択をしよう!

ワイヤレスイヤホンは音が悪い!?賢い選択をしよう!

🕒この記事を読むのに掛かる時間は、平均   10 分 です。

さて…2年前に発売された「iPhone 7」のイヤホンジャック廃止を火付け役として、

さらに後を追うように「Xperia XZ2」でもイヤホンジャックが廃止され、人気急上昇中のワイヤレスイヤホン。

今回はその気になるワイヤレスイヤホンの音質、途切れ、規格に関して触れていきます。

ワイヤレス or 完全ワイヤレス

まずは「ワイヤレス」と「完全ワイヤレス」の違いを捉えていただきたいのですが、

まず、ワイヤレスがこんな感じ。

引用: Apple公式サイト

続いて、完全ワイヤレスが、こんな感じ。

引用: Apple公式サイト

私は完全ワイヤレスイヤホンって、「補聴器みたい」と思っていたのですが、実際使ってみるとこれがまた便利なんですよね。音質と引換だとしても。

しかしながら、お互いにいいところ、悪いところがあるので、ここも人によって意見が分かれるところではあります。

今回はその全てをお伝えしていきます。

各規格の説明

まず簡単によく見かける規格を、初心者向けに簡単に説明します。

ワイヤレスイヤホンについて調べると、このようなワードを目にすると思います。

「SBC、AAC、apt-X、apt-X LL、apt-X HD、LDAC」

Σ(゚д゚lll)!?  な感じですよね。わかります。私も実はよくわかりませんでした。

ということで、皆さんが良く気にされる音質、値段、対応機種、途切れ…などでまとめたいと思います。

  SBC AAC apt-X apt-X LL apt-X HD LDAC
音質 △ ○  ○  ○  ◎  ◎ 
価格 ◎ 〇 △  ×  ×  △
遅延 × △ 〇   ◎  〇  〇
途切れ × 〇  〇 〇   〇  ◎
対応機種 全機種 主にApple製品   主にAndroid 僅か  少ない 主にSONY
比較的新しいAndroid機種 

まずSBCですが、これはBluetooth搭載のスマホなら基本的に全機種対応です。

これは安価に対応するための規格で、低音質、高遅延が特徴です。

基本的に製品仕様でも公開されていないですが…Bitpoolという値で音質が決まりますが、それが53に設定されている機種はMP3にすると328Kbps相当ですので、

余程耳がいい人でないと見分けは難しいと思います。

恐らくAmazonなどで売っている完全ワイヤレスイヤホンで安価なSBCのみ対応の機種の場合は、Bitpoolが40などの低値に設定されており、高音域が割れたり不快な音になったりします。

ワイヤレスイヤホンの場合は、53に設定されていることが多いです。

(これはファームウェアを書き換えないと変更できません。もし完全ワイヤレスで不快な音がする場合、Macの場合はBluetooth Explorerを使うことで一時的に音質を上げることができます。(上級者向け))

続いてAACですが、これはApple製品や一部の最新Androidのみ対応していることが多いです。

これは高音質、比較的低遅延で、少々値段が張ります。

しかし、19KHz以上の音はカットされるという性質があるため、どちらかというと完全ワイヤレスイヤホン向きの規格です。

人によってはSBCより音が悪く感じることがあるかもしれませんが、SBCのみの機種を買うよりは、オススメはAACです。

完全ワイヤレスイヤホンを探すときには、AAC対応をポイントにするのを推奨です。

ワイヤレスイヤホンでは、後述するapt-Xなどに対応したものを探すのがポイントです。

(値段は安価な物だと、ワイヤレスと完全ワイヤレスで変わらなくなってくる)

続いてapt-Xですが、これは今のところ完全ワイヤレスで対応している機種はごくわずかです。

こちらは対応しているのが一部のAndroid機種や、一部PCなどに限られてきます。

apt-Xに対応していれば、比較的高音質ですので、対応機種をお持ちの場合はこちらをおすすめします。

また、遅延もSBC、AACに比べても少ないです。

続いてapt-X HD。こちらもワイヤレス限定ですが、ハイレゾ対応で超高音質です。

遅延はapt-X同等と言われていますが、対応機種が少ないので対応機種をお持ちの方はおすすめです。

ゲームなどをされる場合、Androidはapt-X、iPhoneの場合はAACがオススメです。

続いてapt-X LLですが、ほとんど対応してる機種がないので簡単に説明すると、

apt-Xの遅延が100だとすると、40まで遅延が減った規格です。音質はapt-Xと同等です。

簡単にまとめると、Amazonなどで無名メーカーの安価な機種を買う場合は、「ワイヤレスイヤホン」がおすすめです。

どうしても完全ワイヤレスイヤホンが欲しい場合の選び方も、後述しています。

ワイヤレスイヤホンの有利点

まず完全ワイヤレスのイヤホンは基本的に、スマホから左のイヤホンに音声を転送し、さらに右のイヤホンに右チャネルの音声のみ再度転送しています。

つまり、動画やゲームなどでは、わずかながら音と映像のズレ、遅延が起きるのですね。

これはAppleのAirPodsなどでは気にならない程度まで修正されているのですが、かなり気になる場合もあるようです。

気になる場合は、家電量販店や公式ストアなど、一度試せるお店で試すことを推奨します。

AirPodsは使ったことがないのですが、私個人的に一度安い完全ワイヤレスイヤホンを買ったところ、遅延がひどくて使い物になりませんでした。(これについても後述)

つまり、ワイヤレスイヤホンであれば、左右は繋がっているので、完全ワイヤレスに比べると遅延が少ないということが言えます。(スマホ⇔イヤホン間の遅延はあります)

完全ワイヤレスイヤホンは、基本的にはスマホ⇔左イヤホン⇔右イヤホンの3箇所で遅延が考えられます。

また、電池持ちについても、完全ワイヤレスは「左のみ」充電がなくなり、全く使えなくなることがある上に、

電池容量もワイヤレスの方が多いため、ワイヤレスイヤホンが有利です。機種によりますが、通話も左イヤホンしか使えないことが多いです。

音質

音質に関しても、ワイヤレスイヤホンが勝ります。

完全ワイヤレスの安価な機種では、遅延や途切れの都合から低Bitpoolに設定されていることが多いため、基本的にはワイヤレスの方が高音質です。

また、今のところ私が調べた限り、完全ワイヤレスイヤホンで「apt-X」に対応しているものは見たことがありません。

(安い商品であるようですが、どうやら偽表記のようです。)

必然的に低遅延、高音質を選ぶ場合は、ワイヤレスイヤホンになってきます。

途切れる

完全ワイヤレスイヤホンも、ワイヤレスイヤホンも基本的には「2.4GHz帯」という電波を使います。

この電波は、Wi-Fi(無線LAN)や電子レンジ、コードレス電話、無線ラジコン、リモコン等…様々な電波と混信します。

つまり、都会や屋外、家電量販店の中は電波だらけですので、どうしても途切れやすくなります。

温故知新的な感じで、FMトランスミッタを使ったワイヤレスイヤホンに戻るという手もありますが…記事的に関係ないですね。笑

しかし、左右間が途切れにくい完全ワイヤレスイヤホンは、存在します。

どうしても完全ワイヤレスイヤホンが欲しい

少々値が張っても、なるべく途切れず、高音質で、バランスのとれた機種が欲しいですよね。

あります。

ただ、apt-Xにも対応して電池持ちもよくて…なんて「なんでも取り」な貴方の欲望を叶える機種です。

それが「NFMI/MiGLO」という規格に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。<NFMI (Near-Field Magnetic Induction / 近距離磁界誘導>

NFMIとは、補聴器などの医療機器でも利用されている、伝送方式で、この方式に対応していれば、途切れにくさが期待できます。

ただし、右チャネル分がSBCなどに再圧縮され転送されるため、多少の音質低下や遅延は考えられます。

私は使ったことがないので、あくまで憶測になりますが…恐らくこれらの製品であれば、特有の「途切れ」は少ないと考えられます。

途切れにお悩みの方は、ぜひお試し頂きたいところです。

どんな商品を選べばよいか?

わからない方向けに、簡単な商品まとめを作っておきます。使ったことがないので主観になりますが、

このような機種の渡り歩き経験は多いので、大体は商品ページを見れば分かります。

そんな今までの私の感性で、オススメの機種を掲載しておきます。

安価なワイヤレスイヤホンが欲しい!

安価な完全ワイヤレスイヤホンが欲しい!

少々高くても良いワイヤレスイヤホン!

少々高くても良い完全ワイヤレスイヤホン!

さいごに

音質にこだわる場合は、有線イヤホンまたは、SONYのLDAC対応品、apt-X対応品をおすすめします。現状の技術では、まだワイヤレスは有線を超えていません。

私自身は、実はワイヤレスイヤホンを渡り歩いた末、現状有線イヤホン+準ワイヤレスのユーザーなんです。

こんな製品を使ってたりします。

…安っ笑

しかし、私が調査したところBitpoolも53で、よほどのことがない限り途切れませんし、超人級の耳じゃないと音質の違いはわかりません。

それになぜか、有線接続より重低音が効いているんですよね。謎です。

そして最後に、有線イヤホンも、さまざまな物を渡り歩いた結果、iPhoneの付属品です。

(^_^;)

追記 : 6つほど渡り歩いた結果、現在はBe Free8を使っています。

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