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徹底解説!誰も知らない「Wi-Fi」のお話 part.1

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さて、Wi-Fi、と聞くと、皆さんはどう思うでしょうか?

 

便利な一方…

難しい、分からない、なんかおかしくなる、切れる、遅い…

または、店にない、あっても使えない…

 

そんなWi-Fiですが、今回は遅い、途切れる、何かと調子が悪い方へ、

「買い替え」という選択肢は無しで、少しでもマシにする方法を提供したいと思います。

まず、多くの人はWi-Fiを初期設定で使っているのでは無いでしょうか?

だって、2.4GHzだ、5GHzだ、802.11a/b/g/nだ、言われても よーく分かりませんよね。

では、これらを一つ一つ解説したいと思います。

今回は設定変更に関してもお教えしますが、会社やマンション管轄の物や、寮、またはご自身の所有物でない場合は、許可を取ってから変更することをお勧めします。

特に業務用機器は、その設定でないと動作しない物もあり、思わぬ事態になる場合もありますので。

まず、2.4GHz と 5GHz について。

2.4GHz と 5GHz というのは、電波の種類です。声の高さと例えてもらうといいかもしれません。

低い声は壁の向こうでも届きやすい?が、聞き取りにくい。高い声は届きにくいが、聞き取りやすい。

実はこの2.4GHzと5GHzも同じで、2.4GHzは低い声、5GHzは高い声と例えてください。

2.4GHzは長距離ですが少々遅いです。5GHzは短距離ですが非常に高速です。

Wi-Fiの名前(SSID)を見て頂きたいのですが、

末端か中央に -g  か G と書かれた名前ではないですか?例えば、aterm-012345-g や Buffalo-G-0000 など。または、XXXXX-2G、など。

この「g」と書かれているのが、2.4GHzでの接続です。

この2.4GHzですが、電子レンジやコードレス電話機、無線キーボード、マウス、一部リモコン等、多数の電波が隣り合い敷き詰めあっています。その為どうしても混線が起きやすいんですよね。満員電車を想像してください。

実は2.4GHzのWi-Fiがスムーズに通れるのは、3台までなのです。今、Wi-Fiの一覧を見て、3つ以下の方が珍しいですよね。

つまり、細い道で交代しながら通っている状態なのですね。20個も30個もあればさあ大変。

ですので、対応している場合は、2.4GHzと5GHzの併用をおすすめしています。

ですがこの5GHz、親機(Wi-Fiの機械)も子機(スマホやパソコン)も対応している必要があるのですね。ですので対応していない場合のケースも後述します。

では5GHzの場合はどうなのか?というと、2.4と5と言えば、単純に2倍と考えていいでしょう。

一つ一つの道が独立して、広い道になっています。ある意味高速道路です。なので高速に安定して通信する事が出来るのですが、

やはり良いことばかりではなく、距離が遠くなると、一気に遅くなったりする特性があるのですね。

ですが、3LDKぐらいのマンションや2階建て程度の建物なら概ね大丈夫でしょう。

また、難しい話になりますが一部の道(チャンネル)は外では使えないという法律があったり、気象レーダーを検出すると、自動で道を譲る機能があり、途切れることもあるんですね。救急車などの緊急車両を想像してください。

長くなりましたがこの5GHz、Wi-Fiの一覧を見た時に、末端か中央に -a  か A と書かれた名前ではないですか?例えば、aterm-012345-a

や Buffalo-A-0000 など。または、XXXXX-5G、など。

もしなければ、Wi-Fiの機械の裏側を見てみて下さい。ある場合、親機は5GHzに対応していますが、子機が5GHzに対応していません。

iPhone 4S未満や、4年以上前のAndroidスマホ、一部の格安スマホ、安いまたは古いタイプのパソコンは対応していません。

もし、5GHzを使いたい場合は、他の携帯や機器で使うか、パソコンの場合は子機を導入する必要があります。

と、ここで少し長くなりすぎたので、今日はここまで。

一気に詰め込んでも忘れるだけですので、もし勉強されている方は、今日はここを復習してください。

次回以降で、その高速に安定させる方法や、設定の変え方なども解説しようと思います。

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