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YouTubeの高画質動画である4K動画、最近になり、PCで再生できなくなったという方
多いのではないでしょうか。
4Kに限らず、最近YouTubeが重い。という方も多いのではないでしょうか。
私が試した限りでは、4K動画でもAtomのZ3xxx世代のPCでも再生出来ていた時代がありました。
例え1080pのモニターとはいえ、4Kで見れば綺麗に見えるじゃないですか。
ビットレートとかの違いもありますしね。
私もかなりこの件では悩みました。
なぜ再生出来なくなったか
YouTubeは、以前までは「H.264」という動画の形式を使用していました。
このH.264というものは汎用的で、比較的古い多種多様なPCでも快適に再生出来る形式でしたが、
インターネットのストリーミング動画では、「回線の逼迫量が多い」という事が問題でした。
そこで、YouTubeの動画形式は新しいVP9(WebM)という形式に変わりました。
しかし、これが問題で、Intel CPUのPCだと第7世代以降〜(Core i5 7xxx〜、Core m3 7Y30など)でないと、
VP9の動画に部品レベル(GPU)では対応していないので、動画処理が苦手なCPUが代わりに、頑張って展開するしかないのですが、
これが比較的低いスペックだと、再生出来なくなったり、重くなってしまうのですね。
私が試した限り、Core i5 4278uのMacBook Pro Retina 2014は4K 30fpsでたまにカクカク、
Core m3 6Y30のSurface Pro4は4K30fpsでかなり重い、Core m3 7Y30の以前所持していた中華タブレットは8K 30fpsまでOK、
学校研究室にあるCore i7 6700のデスクトップは8K 30fpsまでOKでした。
これら全て、VP9になる以前は4Kも快適に見れた機種です。恐らく4世代〜の機種は概ね見れるのではないでしょうか。
では、どうすればいいのか。残念ながら現状では解決法は1つだけ。
Intelなら第7世代以降〜のPCに買い換える事
です。
(学生やお金のない方には辛いですね…)
しかし、マイクロソフトは4年前のPCを使い続けると、1台あたり35万円の損失と発表していますので、
仕事や研究に利用されている方は、買い替えを検討するのもいいかもしれません。確かに、遅い、重いと感じるストレスは、生産性の低下だと思います。
バージョンアップするたびに重くなりますのでね…
自分のメインPCも、4年前に10万円ぐらいした物ですが、まあまあ限界を感じています…
買い替え出来ない場合は、現在のPCがHDDならSSD化、その次に8GB以上のメモリへ増設がオススメです。
しかし!
4Kは再生できないですが、再生形式を以前のH.264に戻し、快適に再生する方法はあります。
Chromeなら、「h264ify」(クリックで飛びます)という拡張機能をインストールし、
h264ifyの設定画面で「Enable h264ify」にチェックを入れてもらえると、従来の形式で再生されますので、快適になります。
それでも重い!
という方は、パソコンを買い替えてください…または、スマホ、テレビ(スマートTVなどの対応している機種)、他で見てください。
と言いたいところですが、気持ちはわかります。
ブラウザのHTML5という機能を無効にすれば、Flash Playerというさらに昔の形式で再生されますが、
現在のところうまく動作しないので、ここでは紹介しないこととします。
それでも4Kを見たい
という方は、グレーな方法ですので詳しく紹介できませんが、
ツールなどを使って4K H264形式にダウンロード後変換する事で、再生出来ます。
DropBoxやGoogle Drive、Google Drive File Stream(導入している大学や会社が必要)を使えば、ストリーミング風に再生出来ます。
4Kテストにどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=T9s0dc-jgz0
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コメント一覧 (2件)
ありがとうございましたm(_ _)m
助かりました。
コメントありがとうございます。参考になれたようで光栄です。